『TEZZOスロットルコントローラー 安全レポート』    


~基本機能/制御と効果に関して~   

①電子制御スロットルとは   
アクセルペダルの開度に応じてスロットル弁のコントロールをワイヤーで行う機械式に対し、コンピューター制御で行う事をフライバイワイヤー(電子制御スロットル)と呼びます。アクセルペダルの踏込み量を電気的な信号に変え、モーターによってスロットルをコントロールするシステムです。   

②TEZZOスロットルコントローラー制御システム   
設定車種に合わせた独自のアクセル感度を個々に設定、この設定制御はノーマルのアクセルペダルを素早く俊敏に踏み込む状況を付加させるものであり、独自設定されたこの付加量をスポーツ/レーシングと2段階に可変可能とするものです。
又、コントローラー『N』ノーマルポジションはシステムバイパス状態となり、純正制御近似値での稼動となります。

③車輌メインCPへの影響
TEZZOスロットルコントローラーの制御は上記アクセル感度の付加であり車輌CPの燃料制御・点火制御には基本的には介入しません。

④体感効果の仕組(体で感じるトルクアップ感/パワーアップ感のマジック)
スロットルコントローラーは上記の仕組により、人が任意で素早く、更により多く、アクセルペダルを踏み込む状態と同じ状況を(より正確に、確実に)付加させるシステムです。
人は任意の操作以上に効果を付加され、尚且つその効果を切替可能な状況で、初めて体感をします。
スロットルコントローラーの装着によるエンジン本体のトルクアップ・パワーアップは有りませんが、ドライバビリティの向上効果は著しく高く、アクセル感度のアップは例えるならば、同じ車輌で一般ドライバーのアクセル操作とプロのレーシングドライバーによるアクセル操作といった大きな違いが生じるとも言えます。

⑤TEZZOスロットルコントローラー独自の機能・効果
ノーマル車輌への付加感度の設定。フライバイワイヤーによる電気信号の可変製品は任意での設定・調整が体感度に多大な影響を与えます。単純に無機質な感度アップを行う汎用的な製品では本来の車輌の気持ちよさを損なう事となります、TEZZOスロットルコントローラーは設定車種の個々のノーマルアクセル特性に対し、個々の最適設定をインストールさせておりますので、設定車輌の元々の特性を害する事なく付加感度を加え、エンジン性能を100%引き出します。

 

 

~製品精度と取付要領に関して~   

①車輌チェックランプに関して   
現代の量産自動車の多くはエンジン及び電装系全てのセクションに対し、作業履歴が残るマネジメントシステムを採用しております。TEZZOスロットルコントローラーの取付に際しては、車輌のアクセルユニットハーネスカプラーを一旦外して接続しなおす作業が必要になります。 
この作業に対する履歴はアクセル信号の遮断等、マネジメントシステムに残る可能性がありますが作業上の履歴故に、何ら問題はありません。   
但し、未装着時にイグニッションをONにすると当然断線の履歴が残る可能性が高くなりますので、確実に装着後まではイグニッションONは避けてください。
また、チェックランプ点灯による表示には取付後発生の接触不具合による可能性も有り得ます。取付個所・製品の点検、取付方法の見直しを要する場合があります。   
TEZZOスロットルコントローラーは正常作動にて全く効果が体感不能、といった症状以外は本体の故障では無く、取付・接点不良によるものと考えられます。なお、チェックランプはスロットルコントローラーの装着の有無に関係なく、車両不具合やプログラムミスにより点灯する場合があります。
その場合はTEZZOスロットルコントローラーとは無関係です。

②接点不良に関して
TEZZOスロットルコントローラーの接点部(接続カプラー&端子)はノーマル車輌採用の純正カプラーと端子(同一品)を使用しています。
これが本機と類似商品との安全性における大きな違いです。車輌メーカーが採用する部品が考えられる最も精度の高いパーツであり、アクセル信号の通過する重要部品でもあり安易な汎用部品では得られない安全と安心を構築させます。
但し、精密な部品である事には変わり無く通常点検等では作業(取外し・取付)をする事が稀にも無い個所であるが故、正確で確実な作業が必修であると言えます。
カプラー、ハーネス接続個所は作業性の悪い位置にあり、確実な体勢と慎重な作業を怠ると精密部品であるカプラー端子等を傷め充分な接触が得られない事象も懸念されます。
専用取付要領書に順じた確実な作業手順においては問題の起因はありません。

③エコドライブ制御・アイドルストップ機構に関して
TEZZOスロットルコントローラーの制御は全項におけるアクセル感度の付加が全てであり、車輌側のメインCP制御系には介入不可な状況です。
本製品を体感出来ない場合は製品を取り外してメイン制御系の点検を実施する必要があります。
但し、製品の脱着等に伴うアクセル信号の遮断・断線といった表現の履歴はマネジメントシステム
に反映される可能性がありますのでご承認願います。(本来の不具合には何ら関与無き履歴です)。
 

MiTo TCT(2011年9月現在 MiTo CompetizioneとSprint)とMiTo QVにお取付け後、車輌側アイドルストップ機構・制御との兼ね合いにより、アイドルストップをするケースが減少する場合がありますが、本製品の機能(レスポンスアップ)にはなんら支障はございませんのでご了承ください。


④最後に
TEZZOスロットルコントローラーは製品精度・製品能力において設定車種に対し、「速さ」だけでなく「快適さ」も考慮して最適なチューニングとテストを行った機能製品です。
ストレスフリーな体感走行は誰もが充分に、エンジンに負荷を一切かけること無くドライビングの楽しさは明らかにノーマルを上回ります。
車輌独自の制御・システムをより理解頂き、楽しいドライビングをエンジョイ頂けます様、宜しくお願い申し上げます。


 

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